Step1 文を切り分ける

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自己紹介

SASA

文章練習室さくらへようこそ
この教室を運営している
佐々木英二です。
よろしくお願いします。

わたしは高校生です。
受験で小論文を使うのですが、うまく書けません。

私は30年間高校の教員をしてきました。

高校生の書く文章ならお任せください。

そのほか
レポートや卒論で苦労している大学生、
仕事上の文書で失敗しがちな社会人の方など、
高校生以外の方も大歓迎です。

それではさっそく始めましょう。

最初はちょっと変わった練習をします。

ちょっと変わった練習‥?

文を切り分ける練習

最初は「文を切り分ける」練習です

文をバラバラにしていく?

まあそんなところです。

長い文をわかりやすいところで切って、いくつかの短い文にします。

短い文を書く練習とは違うんですね。

学校の先生には、文を短く書くように!ってよく言われるけど。

それができれば本当はいいんですけどね。

実は、短い文を書くのって思っている以上に難しいんです。

だから、まずは切り分ける練習からスタートします。

この練習で身につく力

文を切り分ける練習をすることで、次のことがわかるようになってきます。

  • 短い文を書く感覚がつかめる
  • 書くべきことがわかる
  • 優先順位がわかる

まずは短い文を書くための練習だということですね

そうです。先ほども申し上げたとおり、短い文ってなかなか書けないものなんです。
私でもいまだに苦労しています。

それなのに、なぜか短い文なら書けると思ってしまう。

確かに。
長い文を書くのは大変そうだけど、短い文なら書けるかなって

この練習を続けていけば、短い文を書くのがいかに難しいかわかってくると思います。

ふだんの感覚からすると、短い文というのはかなり不自然に感じると思うんですね。

だから書くときは、日常の言葉から抜け出す必要があります。

日常の言葉から抜け出す?

簡単に言うと、普段の生活の中で話しているような言葉を使ってはいけないということです。

若者言葉とか略語とか使っちゃダメっていうやつですね。

もちろんそれもあります。

しかし、ここで言っているのはもっと根本的なことです。

極端な言い方をすると、
ふだん使っている言葉を捨てろということです。

え? 普段しゃべっている言葉全部ですか?
じゃあ日本語を使うなってこと?
そんなわけないか

もちろん日本語を使います。

ただし、書くときには完全なモードチェンジが必要です。
書くときにはふだんの言葉から「書く言葉」に切り替えます。

多くの人はそういう切り替えをしないまま書くから失敗するんです。

モードチェンジ?
そんなこと考えたことすらありませんでした

それについても徐々に説明していきますね。

まずは文を切り分ける練習を始めていきましょう。

STEP1のまとめ

①自己紹介

②この講座の進め方

③文を切り分ける練習で身につく力
 ⑴短い文を書く感覚がつかめる
 ⑵書くべきことが見えてくる
 ⑶日常の言葉から抜け出せる

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この記事を書いた人

1968年生まれ
東京学芸大学大学院修了
函館市私立学校に30年勤務
小論文を中心に指導

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